乙女魔法壁隊GARNET RIBBON

「帰るんだ…帰れ!」

リオンは、キャロルと他の乙女達に厳しくそう言うと、オクトアスタ目掛けて攻撃に出た。

「ア・ナサカ・サラタカ…」

リオンは魔法を唱えた。

リオンの槍が、激しく、紅く光った!

「コシャクナ!死ネ!」

「お前の弱点は、そこだ!

薔・薇〈バ・ラ∽サン・カ〉散・花!」

リオンの槍から、紅色の閃光がほとばしる!

その閃光が、一直線にオクトアスタの核に当たる部分(手の平の中央)目掛けて注がれる!

「やったか?


あっ!?」

紅色の閃光は、オクトアスタの核に届く前に、一本の魔竜の指先によってガードされてしまった。

「…フフフ。残念ダッタナ。恐ラクハ、今ノガオ前ノ奥ノ手デアッタノダロウガ、ホレ、コノ通リ、ワタシハ無傷…」

「…果たして、そうかな?」

「何ダト?


ウッ!」

紅色の閃光を防いだ魔竜の指先に、異変が起こる!

あたかも薔薇の花が散りゆく様に、一枚、また一枚と皮膚がはがれ落ちてゆき、その魔竜の指先は、完全に散り砕けてしまった!

「グ、グワワワァーッ!

キ、貴様ァ!コ、コンナ恐ロシイ力ヲ持ッテイタトハ!

遊ビハ終イダ!」