乙女魔法壁隊GARNET RIBBON

「…誰ダ?他ニマダ、ワタシノマワリデ、ネズミガチョロチョロト動キ回ッテイルヨウダガ…

ソコカ!」

オクトアスタの魔竜の頭の一つから、激しい炎のブレスが、恐怖の余り立ち尽くす四人目掛けて吐き出された!

「危ないっ!」

とっさにリオンは、四人の前に飛び出し、持っていた薔薇をかたどった槍から大きな魔法盾を生み出した。

「ヌウ!本当ニ、コシャクナ奴ヨ!

ココマデワタシトヤリアエルトハ…」

「…大丈夫か…って、き、君達は!?

なぜここにいる!なぜ、ここに来た!

私が言った事を忘れたのか?



まさかツェインが指示を…」

「ち、違います!」

キャロルは言った。

「…勝手に抜け出してきて…

リオン様が、リオン様が心配で…」

その時、パシンと音がした。

「リ…リオン様!?」

「馬鹿者!魔竜の犠牲になるのは私一人で十分だ!

それに、今の君達に何が出来る!」

「ま…魔法盾…」

リオンは、首を横に振った。