その牙と炎のブレスの波状攻撃を、リオンは魔法盾で防いでいた。
牙と魔法盾の衝突音は、天地が割れるかと思う程凄まじく、魔法盾で防がれ逸れた炎のブレスは、辺りを構わず焼き尽くした。
四人は、戸惑った。
「くっ…辺りが燃え盛る炎や瓦礫の山で、リッ、リオン様の救出にいけない!
…ど、どうしたの、みんな、かっ、固まっちゃって…
メイ!ニーナ!エルザっ!」
キャロルは大声を出して、他の三人にそう呼びかけた。
だが、本当はそう呼びかけなくても、キャロルはすでに身を持って、他の三人の今の状況を把握できていた。
その上で、声を張り上げなければ、自分自身、気を失いそうな状態であった。
…恐怖の余り、四人は動けなかった。
かつて、こんな化け物を見た事がない。
まともに戦場にさえ立った事のない四人にとって、いくら好きな人の為とは言え、身体が、前へ踏み出す事に拒否反応を示していた。
体長約10メートル、指先が竜の頭をした、八つ指の魔王の左手首、その名もオクトアスタ!
牙と魔法盾の衝突音は、天地が割れるかと思う程凄まじく、魔法盾で防がれ逸れた炎のブレスは、辺りを構わず焼き尽くした。
四人は、戸惑った。
「くっ…辺りが燃え盛る炎や瓦礫の山で、リッ、リオン様の救出にいけない!
…ど、どうしたの、みんな、かっ、固まっちゃって…
メイ!ニーナ!エルザっ!」
キャロルは大声を出して、他の三人にそう呼びかけた。
だが、本当はそう呼びかけなくても、キャロルはすでに身を持って、他の三人の今の状況を把握できていた。
その上で、声を張り上げなければ、自分自身、気を失いそうな状態であった。
…恐怖の余り、四人は動けなかった。
かつて、こんな化け物を見た事がない。
まともに戦場にさえ立った事のない四人にとって、いくら好きな人の為とは言え、身体が、前へ踏み出す事に拒否反応を示していた。
体長約10メートル、指先が竜の頭をした、八つ指の魔王の左手首、その名もオクトアスタ!


