はぁ~助かった~。


―――――助かった?

……あれ?


はっ!?しまった!!

全然、助かってないじゃん!!


着替えるのを手伝うんだった…。

あぁーどうしよう…。

今からもう一回入る?

どうする?トライしてみる?

……そうする??



私は深呼吸して、ドアを叩こうとした

その時!!


「そこで、何してる?」

「へ?」


目の前には既に服を着た彼が。

―――――終わった……。


私が硬直していると、



「俺に何か用か?」

「えっあのっ…そのっ…お召し替えのお手伝いを…」

「それならさっき、自分ですると言っただろ。同じことを二度も言わせんな」

「あっ…はい。失礼致しました」


フゥ~、ちょっと怖いけど着替えの件もクリアよね?



「おい、お前。酒は飲めるのか?」

「はい?」