オレ様専務を24時間 護衛する



一通りの質問を終えた俺は

二杯目の珈琲を注文しようと手を上げると、


「あっ、京夜さん!」

「ん?」

「お時間があるなら、出ませんか?」

「へ?」

「ずっとここにいるのも何ですから、少し外の風でも……」

「あっ………そうだな」



鞄を手にして席を立った彼女に釣られ、

俺は伝票を手にして席を立った。





ホテルを出た俺らは、

俺が乗って来た車でドライブする事にした。




暫く車を走らせ、

都心から少し離れた郊外の公園と足を延ばした。



公園内の散歩コースを歩きながら、


「京夜さんは普段、何をされているんですか?」

「普段?」

「はい。お休みの日とか、仕事から帰宅した後は何を?」

「そうだな………。夜はツーリングをしたり、自宅で酒を飲んだり」

「お酒、お強いんですか?」

「ん~どうだろう?そこそこ飲める方だとは思うが……」

「今度、ご一緒させて下さい」

「………えっ?」




―――――今度?