「ここか?」
「ここなの?」
「あぁ、地図だとな」
「何よ!期待して損したじゃない!!」
「フッ。クラブかバーか何かと勘違いしてただろ?」
「だってぇ……」
「真昼間からやってるかよ」
「……それもそうね」
落胆の色を隠せない……みか。
俺の『面白い所』発言を聞いて、
勝手に思い込んでいたんだろうけど
まぁ、これはこれで面白い筈。
俺は外観を眺めて、
「駐車場は無さそうだな」
ボソッと呟くと、
「あっ、パーキングは店舗裏だって」
「ん?」
みかが指差す先を見ると、看板が立っていた。
………なるほど。
俺はぐるりと回るように車を走らせ、
看板にあった駐車場へ車を止めた。
すると、そんな俺を真横から凝視している女が1人。
「何だよ、見惚れたか?」
「まさか!!」
「じゃあ、何なんだよ、その眼」
「もしやと思うんだけど……?」
「あぁ?」
「京夜、私に何かを求めてる?」
「ッ?!」
さり気なく、ルームミラーで前髪をチェックしてたら
直球ストレートな言葉が来た。



