手早く簡単な朝食を作り、
昨日の後片付けを始めた。
それにしても、あんな風に
さり気なく非を認められたら…
ギャップの凄さに一瞬、
キュンとしちゃったじゃない。
恐ろしい程の眼光で睨まれた次に、
あんなにもシュンとする表情を見れるとは
思ってもみないじゃない?
軽く朝食を取った彼は、
二日酔いを醒ますと言って
ジムトレーニング用の部屋へ籠ってしまった。
出て来たらお風呂と野菜ジュースよね?
洗濯、掃除をしながら彼用の準備を。
『今日は自由にしていい』と言われても、
ここから出れないんじゃ、する事がない。
私は仕方なく、冷蔵庫と食糧庫の材料で
作りおき用の料理に専念した。
昼食を冷製パスタで済ませ、
彼は『映画を観る』と言って
シアタールームに籠ってしまった。
まぁ、無理に会話する事も無いし
私は私、自室で昼寝でもしようっと。



