「頭、痛えー」
こめかみを押さえ顔を歪めた。
そりゃあ、そうでしょうよ!!
あれだけ飲めば二日酔いは当たり前。
「お水をお持ちします」
軽く会釈し、ベッドを下りると…
「おい、松波」
「……はい」
背後から低い声が…。
恐る恐る振り返ると、
「昨夜は悪かったな」
「へ?」
「……運んでくれて」
「お、覚えているんですか?」
「……所……どころ?」
「…そうですか」
えっ?!
じゃあ、もしかしてキスした事も?
キャァー!!////
思い出しただけで顔が大変!!
「水はいい。シャワーを浴びるから軽い食事を用意してくれ」
「はい!!」
私は今一度会釈し、部屋を後にした。
一旦、隣りの自室に戻り、身支度を。
落ち着いて……大丈夫。
平常心よ……希和……。



