「――さん?お客さん?」 はっ? やばいやばい 気付かないうちに寝てたみたい。 「○○×円です。」 タクシーのドアが開き、勢いよく飛び出す。 「おっちゃん、ありがとう!」 こう言いながら。 って、先輩から電話もらってから2時間くらいたってるじゃん! 怒られるよね...? はぁ。 航の言う通り私に家政婦なんか務まらないのかな? *