僕はドキッとした。 あまりいい話じゃないと ゆりの顔が言っている。 「…ゆりね、このあと、検査のために病院行ってくるの。 だから、よくなってますよーにって せりくのおばさんのところ、行ってきてくれるかな…えへへ…」 僕はゆりの話を聞いて思い出した。 そしてポケットからケータイを取りだし、日付をみた。 2月28日…。 だからあいつらがいないんだ…!