…なんだよこれ……。 家の中でみんこの存在が 否定されたプレート。 ゆりはそれを見て 崩れ落ちた。 今まで泣いていたみんこは、ゆりに「ごめんなさい」と謝ってから、僕達を部屋に招いた。 僕達がプレートを見たことを みんこは気付いていなかった。 「みんこ。俺達はお前の親友だ。隠し事はなしだ」 僕はそうはっきり告げた。 ゆりは止まらない涙をふきながらゆっくり話し始めた。 それは僕達の思っていた100倍重い話だった。