勢いよくドアが開き、みんこはせりくに思いっきり抱きついた。 せりくは尻餅をついて驚いていた。 そしてみんこは、せりくに抱きついたまま、泣き叫んでいた。 せりくも顔を歪めてみんこを抱き締めた。 ガタッと音がして、下を見るとプレートが落ちていた。 今度は表だった。 『りんか』 と書いてあり 名前にマジックペンで×印がつけてあった。