あの花を何度でも愛そう





このバカップルはせりくとみんこ。

幼なじみだから登校しているが
毎回この調子で困ってしまう。







横断歩道を渡ると、
細くて白い不健康な体をした
女性が現れた。




「ゆり」



僕は彼女の名前を呼んだ。
彼女は恐る恐る振り向いた。