あの花を何度でも愛そう






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あのあと二人で手を繋ぎながら教室へ戻った。


クラスのみんなの反応は暖かくて
ゆりはとても嬉しそうだった。










---ゆりもねー、いちや好き。


---俺のお前に対しての"好き"は、友達にしてとかそーゆー意味じゃねーよ。



----わかってるよ〜。お嫁さんにしたいの"好き"でしょう?



----…まあ……。



----ゆりも、お嫁さんになりたいの"好き"だよ。
おっきくなったらね、
いちやとこーやって手繋いで、
可愛い子供と一緒に幸せになるの。