ふとゆりに目をやると ゆりの枕元から、見覚えのある青い紙の端が見えた。 僕はそれを取り出した。 便箋だ。 僕に買ってきてと頼んだあの便箋!! 4つあった。 せりく宛 みんこ宛 僕宛 そして 僕とゆりの子ども宛