ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 家の外に出て 少し歩いた場所にある 古びた公園 そこに総司は向かうと 公園の中に入り 公園内にあるベンチに腰掛けた。 「ねェ、姫時ちゃん」 『なに?』 総司の隣に腰掛けながら 彼の顔を見る 「僕さ、遠まわしにものを尋ねたりって 回りくどいことできないからさ 単刀直入に言うよ」 いつもニコニコの総司が 今日は、怖いくらい 真剣な表情をしていた。 何を言い出すのかと 私は、緊張で冷や汗が出始めた。