「大丈夫か?」



心配そうに聞いてくる一君に

大丈夫だと伝えた。






“時間はあとわずか”






夢の中で聞こえた声が

気になって仕方ない。




時間とは、彼らがこの世界に

居る時間のことだろうか?



だとすれば、一君や総司は

あと少しで









私の目の前からいなくなる。