へニャッとその場に崩れる私に 一君と総司がよってきた。 あのショッピングから 一週間と月日が流れた。 一日も経たぬうちに 一君はキッチン器具の使い方を 完璧に覚え。 四日前から 朝に弱い私に代わって朝ご飯を 作ってもらっている。 総司は三日前から 近くにある 道場で、小学生を相手に 剣道の先生をし始めた。 二人とも この時代になじみつつある。