この中を進んでいくのか……。 女の子の集団を見ながら ため息をついた。 「君たち、モデルって職業に興味ない?」 「うちの専属モデルとして働かないか?」 スカウトされてる!? 私は、急いで女の子達を かき分け前に進むと スカウトしようとする男たちの 前に立った。 『彼らはモデルになりません!!』 「姫時!」 「姫時ちゃん!!」 背中に彼らの驚く声を聞きながら 私は目の前にいる男たちに言った。