幕末にゃんにゃん【完】






「どうでもいいんだけどさ。お腹空いちゃったんだよね?何かない?」




『えっと…猫のご飯はないよ?』




私は、猫に向かって話しかける。




……ん?




たっぷり十秒世界が止まるような気がした。




『ね、猫がしゃべっとるぅううう!?!?』




「猫のご飯なんて僕食べれないよ。普通のご飯がいいな」




滅茶苦茶ペラペラ日本語喋ってるんですけど!?