幕末にゃんにゃん【完】






入り口で、建物の大きさに

感動している二人



『はいはい!!中はいるよ!!』



いつまで経っても

歩みださないので、

私は二人の背中を押し

お店の中に入った。






中に入ると



《かっこいい!!》

《どっちの人が好み?》

《私は、茶髪の人!!》

《あたしは、断然黒髪の人》


《モデルかな?》

《そうじゃないの?すっごいイケメン》


総司と一君は

女子高校生や若いお姉さんから

注目を浴び始める。




と共に

二人のそばに居る私には

キツイ視線が向けられる。