ーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 『よし!では始めようか一君』 私は、キッチンに立つと腕まくりをして隣にいる一君を見た。 一君は、エプロンを装着して私の声に頷いた。 「ねぇ、何を作るの?」 総司は、完全に手伝いをする気は無いようで……。 椅子に座って、こちらを眺めている。