「俺も目が覚めると安西殿の声が聞こえていた。それと総司もだ…」 『一体どうなってるんだろう…』 二人で考えていると総司が、一言 「深く考えないでいいんじゃない」 その発言に、私も斎藤さんも吃驚した。 何も言わない私たちに総司は、言葉を続ける 「僕らがこうして出会ったのは、運命ってことでいいんじゃない? 深く考えたってしょうがないよ。せいぜい、頭がおかしくなるくらいだよきっと」