幕末にゃんにゃん【完】






「俺も目が覚めると安西殿の声が聞こえていた。それと総司もだ…」




『一体どうなってるんだろう…』




二人で考えていると総司が、一言




「深く考えないでいいんじゃない」




その発言に、私も斎藤さんも吃驚した。




何も言わない私たちに総司は、言葉を続ける




「僕らがこうして出会ったのは、運命ってことでいいんじゃない?

深く考えたってしょうがないよ。せいぜい、頭がおかしくなるくらいだよきっと」