総司はもう一度耳元に顔を近づけボソボソッと呟いた。 『!!』 その言葉を聞いて、私は笑みを浮かべた。 そしてコクリと頷いた。 《僕達がいつか祝言をあげる時も、これくらい綺麗な空の日がいいね》 何所からか桜の花びらたちが風で舞いながら、二人を包み込んだ 二人の幸せを祝うかのように――――。 エンド