幕末にゃんにゃん【完】






「君は僕の未来を知ってるよね?」




『……え?』




彼の問いかけに眉を顰める。




総司は何故そんな事を聞いてくるのか。




『総司?』




目の前にいる総司が、消えてしまいそうな気がして。




彼の名前を呼ぶ。




総司はこちらに顔を向けて、切なそうに微笑んだ。




「……僕のお願い聞いてくれる?」