幕末にゃんにゃん【完】






「どうしたの?」




総司は、私のことを見つめながら問いかけた。




お母さんの言っていたことを……言ったほうがいいかな?




あなたは元々置物の猫だったの…って?





ん゛~。とにかくリビングに行こう。




そう決めた私は、リビングに向かうために、一度廊下に出ようと歩みを進め。キッチンを出た。




リビングで紅茶でも飲みながら、今後のことも含めていろいろ考えよう……。





私は重いため息をついて廊下でると、床に二匹を下ろした。