ーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「体に異常がなくてよかったな!!」 松本先生は、目を覚ました私を見てウンウンと満足そうに頷いた。 『ご迷惑をおかけしました』 総司と話をしてから少し経って、私と総司は松本先生の家を出た。 「何かあれば、いつでも来なさい」 そういいながら優しそうに微笑む松本先生の顔を思い出しながら 新撰組の屯所へと急いで帰った。