幕末にゃんにゃん【完】






『ち、違うの!!お母さんの送ってきてくれた置物そっくりの猫を拾ったの』




ガッツり嘘をつく私。ゴメンねお母さん。




《まぁ!!すごいわね!!》





『でしょ!』




《その猫飼うの?》




お母さんのはしゃぐ声に、私も笑みがこぼれた





子供みたいにはしゃいでる




《もう!早く言いなさいよ!貴女のことだから飼うんでしょ?》




“もう!早く言いなさいよ!”っと返答をしない私に軽く怒るお母さん。




でも、そのあとの言葉は優しさであふれていた。