部屋に入った瞬間 「…………いまさら、何を言いに来たのですか?」 彼女の目の色が変わる 「私は、彼女のしたことで愛しい人の子ではなく……。 知りもしない男の子を孕んだのですよ!?!? 一さんに合わせる顔がありません……」 咲月さんの目から大粒の涙が零れ落ちる。