『や、やっぱり……まつもとりょ…何とかさんに会いに行かねば!!』




起き上がろうとする私を、総司が布団に戻す。そして




「駄目」




この世の物とは思えないほど低い声と、恐ろしいほどの殺気を私に浴びせた。




その殺気だけど、多分人を殺せるよ総司……。




私は、しぶしぶ布団の中でいい子にしておくことにした。