そうか……さっきのはゆめ……ではないよね。 だとすれば、松本りょ?さんに会わなければ!! と、いろんなスケジュールをたてていると、自室の襖が静かに開いた。 そして ――――パリンッ!! 湯飲みが落ち割れる音が響いた。 吃驚しながら音がしたほうを見ると総司が、立ち尽くしていた。 『そ、総司!?湯飲みが落ちて割れちゃってるんですけど!?大丈夫??』 割れた湯飲みの破片を拾おうと立ち上がろうとしたけど、傷が痛み。顔をしかめた。