“私の名前は、白蘭(ハクラン)時をつかさどる神です”




…………HAHAHA。




ココは天国ということか……だとしたら





『えらく殺風景なんですね。天国って』




何もないし…………。




“フフ……ここは天国ではありませんよ”




私の言葉に、白蘭さんはクスクスと笑った。




“ここは、天国と現世の狭間にある空間です”