幕末にゃんにゃん【完】





「俺の連れ一人やられたんだぞ?」




「だ、だったら何よ!」




「お前には、責任を取ってもらおうと思ってな」




暗闇に、はがね色の光がキラリと光る。




間違いなくそれは刀だった。




「や…やめてよ。まだ、まだ私は死にたくない」




か細い声が聞こえる




「そんなこと知るか。俺の連れの敵だ……悪く思うな」




刀を構えて飯塚さんへ走っていく男の人




飯塚さんは、恐怖で動けなくなっているよう様子だ。




まずいこのままだったら!!彼女は間違いなく死ぬ!