幕末にゃんにゃん【完】





総司side




土方さんに呼ばれた僕は、嫌で嫌で仕方ないけど



彼の部屋に向かって歩いていた。




姫時ちゃん今頃なにしてるだろう……。




ずっと部屋の中に居たら、暇だよね…。最近は少し外に出ることは許されてるけど



結局は屯所の中だし……。




例の俳句をちらつかせて、土方さんに彼女の外出許可をもらおうかな。




なんて考えながら、土方さんの部屋の襖を開ける。




「申し訳ありません」




それと同時に、一君が土下座をした。