幕末にゃんにゃん【完】






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『あれ?ない』




箱を置いていたはずの場所に来た私と一君




でも、置いたはずの場所には箱がない。




あれ?やっぱり、置いてなかったのかな……。




ん~ッと考えながらフト目線を庭へと向け。そして、目を見開いた。




「どうした?」



『……箱……なんで、飯塚さんが持ってるの?』




庭では、私の文入れの箱を持った飯塚さんが立っていて、私のほうを見てニヤッと笑った