幕末にゃんにゃん【完】





「あんたなんて邪魔なだけなの!分からないの!?」




『……』




「……!!…ッフ…いいわよ。後悔する事になるんだから!!」




それだけ言い残すと、彼女は去ってく。



それの後姿を見つめて、私はため息をついた。





『……邪魔な、存在……か』





ボソリと呟く声が、青々とした美しい空に消えた。