『し、けんですか?どのような?』 「新八と、一本勝負してもらう」 「なっ!!そんなの勝者は目に見えてるじゃないですか!!」 勢いよく立ち上がり、座りながら見上げてくる土方さんをにらみつけた。 新八さんは、新撰組で一、二を争うくらい剣術がすぐれている。 しかし、一切手加減ができない人で練習中に怪我をした隊士だって居た。 そんな新八さん相手に彼女が攻撃できるわけない。 それどころか 彼女が怪我をするかもしれない。