『は、一君??』 「なんだ?今は俺が質問をしているのだ。答えろ」 滅茶苦茶きれてるぅぅうう。 ど、どうしよう!? なんていったら許してもらえるかな!? あ、質問に答えればいいのか。 『お花さんって人と藤次郎さんって人の家においてもらって暮らしてた。ちなみに江戸』 「江戸で暮らしてたの?」 総司が、私のことを後ろから抱きしめて 首筋に顔をうずくめる。 息がかかってくすぐったい。