幕末にゃんにゃん【完】





「姫時ちゃん!!どうしてここに居るの!?!?」



総司は、私にタックルを食らわせるが如く抱きついてきた。




待って待って、私今後ろで手をくくってるから

バランスが!!!!



ドスンッ



『すいません。起こして下さい』



「なんで、腕くくられてるの?」



不思議そうに総司は私の腕を眺める。

後ろの三人。さん付けを略称して

藤堂原田永倉は口を空けてポカ~ンとしていた。




「なんだ。お前らの知り合いか?」



土方さんは、一君と総司に向け問いかける。