君と自分



ニコッ



また目が合って、今度はニコッとしてくれた



はぁ─…




ため息でまくり可愛い過ぎぃ




休み時間



残念なことに山本君は大人気…



近寄るのだって難しい…




「「はぁあぁ…」」




リコと共に深いため息をつき教室を出た



「山本君、ハンパないねぇ」



「ほんと、プロってるよ」



行き先は購買部。



お昼ご飯を買いに行くんだ。



「いやぁ、山本君可愛い」


「やばいね、あの笑顔にキュン死に寸前だよ」




階段を降りようとした時だった



「そんなにキュン死にしたいならさせてあげようか?」



手首を掴まれその先にいたのは