君と自分



男友達に戻ってしまった隣の席の陽介君…




ギクシャクってしんどいよね…




「…タイプなの?遥はあぁゆうの」



「ドンピシャに」




まぁ、もう開き直ってんだけどね♪



「遥の弟レベル高っ!!」




3人で話してたら先生に怒られた。



「ごめんなさ─い」



私は謝る気のない感じで謝った



あ、



山本君が笑った…



決して爆笑ではないけど私を見て笑った



「「か、可愛い」」




リコとハモってまた爆笑




「…いや、ほんと可愛いよ山本君」



「後で話しかけなきゃね」



笑い過ぎで出た涙を手でこすり、窓側の席に座った山本君を見た