下を向いて頬に伝ったものを指で拭い ふーっと息を吐きぐっと前を向く。 「平助くん?私は平気だよ?私、皆のためにできることするよ?ね?」 無理やり笑顔を作って言う。 大丈夫。 期待してない。もともと。ね? そう自分に言い聞かせながら。 「平助。葵羽もそう言っている。それに山崎くんもついているようだしな。」 斉藤さんが平助くんにお酌しながら 私をちらっと見てから言った。 ん?もしかして。 エスパー斎藤入った?