だけど


私が貴方に
会いにいったときには




貴方はもう
どこにも



いなかった。



心のどこかで
それを恐れていたのに


もう貴方と
会えなくなっちゃったね。




青い空に漂う雲を
見上げて


悲しみをこらえた。



だけど堪えるほど
透き通る空の下で
貴方を

思う私の心は


笑う姿の

貴方が頭をよぎっては


胸が苦しくなって
寒さで冷めた肌に生暖かい涙が流れた。