わたしの前から突然、消えたモノ…

でも…

なぜだろう。

恐怖感はぜんぜんない。

周りの顔が消えたときのほうが
よっぽど怖かった。

今のわたしにはむしろ…

悲しい気持ちしかなかった。

明日、あの人になんて顔すればいいの。

あなた死んでるんだよ…

なんて、とても言えない。


頭が混乱していた。

テーブルの上に頭を抱え込んだ。

そして…

何度も、自分の頭を叩きつけた。