君に出会わなければ…





キーンコーンカーンコーン


1日の授業が終わった。

私と柚葉は

いつも迎えの車がとまっている場所に

向かった。


「茉莉、高城先生によろしくいっといてね!」

「OK。柚葉パパによろしく言っといてよ。」

「はいよ!じゃあ夜メールすんね!」

「うん。バイバイ。楽しんできてね。」


柚葉は自分の車にのりこんだ。

柚葉を見送ったとき溝口が来た。


「お帰りなさいませ。お嬢様。」

「ただいま、溝口。奏志郎はまだ?」

「はい。

まだおみえになっておりません。」


あいつはいっつもそうだ。

毎回私が待たないといけない。