「あの指輪は、もういらないよな?」
この声は…彼の声。
えっ?
わたしは耳を疑った。
「あれは、わたしの宝物。なのに、どうして?」
後ろから、また声がする。
「おれたちは、もう終わったんだ。あんな過去のものいるかよ」
さっきまで聞いてた彼の声、
だけどなんか冷たい。
わたしは思わず問いかける。
「ねえ、あなたは彼なの?」
「お前、それもわからないのか」
わかるよ、わかってる、
そんなことくらい。
…けど、さっきまでと違うの。
この声は…彼の声。
えっ?
わたしは耳を疑った。
「あれは、わたしの宝物。なのに、どうして?」
後ろから、また声がする。
「おれたちは、もう終わったんだ。あんな過去のものいるかよ」
さっきまで聞いてた彼の声、
だけどなんか冷たい。
わたしは思わず問いかける。
「ねえ、あなたは彼なの?」
「お前、それもわからないのか」
わかるよ、わかってる、
そんなことくらい。
…けど、さっきまでと違うの。