よっちゃんのナイスストッパーにて、事なき終えたが

3人には迷惑をかけただろう。

ももっちに至っては心臓が縮んだと嘆いていた。

もっくんは、ひーちゃんありえないよって言って

怪我をしていないところを見てホッと息を吐いた。

よっちゃんは、大丈夫かって言いながら俺が居て

良かったなって言っていた。

「ヒヨリンって、すげーよな。」

「俺、尊敬出来そうだわ。」

「それより、このことは内緒だよ!!

慶詩や伊織君、ユウヤに知られたら死ねるよ。」

ユウヤに至っては笑い死にするに違いないよ。

「馨さんに言った方が生命の危機感じるじゃなくて?」

もっくん、よく分かってらっしゃる。

馨君に言ったら軽く脳震盪起こせる。

絶対、余所見して転げ落ちたとか言ったら

心配して何を仕出かすか分かったものじゃない。

「そういや、何でヒヨリンこんなとこに居んだ?」

「えっ(;゚д゚)」

よっちゃんが落ち込んでる様子だったからとか

ズバリ言えないよね。

な、何て誤魔化せばいいかね!!

「ひーちゃんが休憩がてらに外に

出ようって話になった。」

な、ナイスアシストだよもっくん!

「マジか、俺も行く!!」

空元気でよっちゃん、あたしたちに

気を使っているのかしら?

「よっちゃん、何か悩みとかないの?」

バンバンっとスカートについた砂埃を

叩いてよっちゃんの隣を歩いた。

「んー?コンビニ行くよな!!」

「おでんの時期ですなー。」

「ひーちゃん、趣旨すでに変わってる・・」

わ、分かっているんだよ。

よっちゃんの悩みを原因究明するのが

先決だということはさ。

だけど、最近寒くなったからおでんが

美味しいのよさ。

因みに、あたしおでんの中は断然大根様

がラブリーだわ。