「うお~、二の腕が・・・悲鳴をあげているっ!!」
皆さん、本格的な寒さもやってきて冬眠動物も
冬眠支度を終えてそろそろ冬眠しようかなと
考えているであろう今日この頃。
相変わらず、委員長の仕事は雑用業務が多い。
「ひーちゃん、それ貸して。」
そして、もっくん。
いつ見ても癒されるのです!!
世界公認の癒しのクマさんとして登録されても
いいと思うんだ!!もしも、登録に力を貸して欲しい
と言われたらあたしが一番の推薦人になりたい意向だ。
隣に並ぶとすごい身長差に少し自分の身長に納得いかない。
家の家系で背の小さい遺伝子はあっただろうか?
母さんも父さんもお兄ちゃんも兄ちゃんだって高い。
ちゃんと、ゴールデンタイムは寝るようにしてる。
たまに、クルミちゃんから電話が来たり、不良
メンバーズに押しかけられたりすることが多々ある。
睡眠はしっかりとってるはずだから背が伸びない
なんて可笑しいのである。
「もっくん、どうやったらそんなに背が高くなれるの?」
「・・・えっ、何もしてない。」
いいな~(○´ε`○)
あたしもそんなこと言ってみたいよね。
背が伸びるためにあたし毎日牛乳飲んでるよ!
因みに縄跳びも夏は飛んでたよ。
最近は寒くて外に出る気にならない。
「もっくんって、背が高くてモテるよね。」
「そんなことない。」
「あるよ!!もっくん、最初の印象はごつくて
格闘家か何かだと思ってたけど今は癒し系の
クマさんにしか見えないもん。」
廊下にもっくんと2人で並んで歩く放課後は、
プリントを大量に持たされていたところで、
もっくんが手伝いに来てくれた。
「ももっち、全然あたしをガール扱いしないよね!!」
「ヒヨリンならそれぐらい米粒と一緒だろ。」
この男、漫画を読みながら歩いてるからムカつくわ。
それでも、密かにももっちファンも居る。
クルミちゃんがそんな情報を授けてくれたが、
それを聞いたところでふ~んって感じだ。
不良メンバーズは近寄りがたいらしくて、
イケメンは多いが残念な傾向に陥っている。