Hurly-Burly 4【完】


何だか、少し落ち着いてきたな。

「飲み物何がいいですか?」

「自分でやる。」

「さすが、偉いですね修平君は立派です!」

「早く食べなよ・・・・・」

「あ、はい。モリモリ食べます!」

「具は鮭と梅とツナマヨがあるって。」

「マミーもおにぎり美味しいです。」

修平君が席を立ってコップを探しに行く。

冷蔵庫を開ける修平君は緑茶のボトルを手に取った。

「兄ちゃんも食べるー!」

「太るよ、兄ちゃん・・・・」

「ひーちゃんだけじゃ食べきらないだろ。」

「頑張るわ!」

夜、11時半にグラタンを平らげおにぎりを頬張る

と寝れなくなりそうな気がする。

だけど、マミーが今盛りと握ってくれたおにぎり

を食べなきゃ勿体無い!

「明日も食べれるんじゃない?」

「ナイス修平君!君は天才だよ。」

「修ちゃん、賢いね!!」

※兄妹揃ってちょっとズレてます。

「少し考えれば気付く・・・」

「修平、あたしも緑茶頂戴。」

「んー、誠は?」

「おうっ、下さい!」

「お、俺も欲しいっす。」

修平君のツンデレは続くのだった。

少しすると兄ちゃんがお風呂に入りに行った。

「それで、日和ウチらは別行動するって?」

「うん、病むおえないのだがアテがないわけでもなく、

あのマコ君も田中も不良メンバーズをよろしくお願いします。」

「それはもう頼まれてるから気にしなくて平気だよ。」

「頼まれてる?」

「帰って来てすぐに連絡貰って、多少厄介に

なりそうだから後は頼むって・・・千治さんが

上條さんに残した言葉だから上條さんも協力するとか。」

「日和ちゃん、あの人たち絶対に潔白だから

それは俺が保証する!」

マコ君・・・田中、真犯人必ず捕まえてみせる!

それにしても許せないわ。

誰がこんなわざとみんなを犯人にでっち上げようと

したのかムカムカだわ。