何だか、少し落ち着いてきたな。
「飲み物何がいいですか?」
「自分でやる。」
「さすが、偉いですね修平君は立派です!」
「早く食べなよ・・・・・」
「あ、はい。モリモリ食べます!」
「具は鮭と梅とツナマヨがあるって。」
「マミーもおにぎり美味しいです。」
修平君が席を立ってコップを探しに行く。
冷蔵庫を開ける修平君は緑茶のボトルを手に取った。
「兄ちゃんも食べるー!」
「太るよ、兄ちゃん・・・・」
「ひーちゃんだけじゃ食べきらないだろ。」
「頑張るわ!」
夜、11時半にグラタンを平らげおにぎりを頬張る
と寝れなくなりそうな気がする。
だけど、マミーが今盛りと握ってくれたおにぎり
を食べなきゃ勿体無い!
「明日も食べれるんじゃない?」
「ナイス修平君!君は天才だよ。」
「修ちゃん、賢いね!!」
※兄妹揃ってちょっとズレてます。
「少し考えれば気付く・・・」
「修平、あたしも緑茶頂戴。」
「んー、誠は?」
「おうっ、下さい!」
「お、俺も欲しいっす。」
修平君のツンデレは続くのだった。
少しすると兄ちゃんがお風呂に入りに行った。
「それで、日和ウチらは別行動するって?」
「うん、病むおえないのだがアテがないわけでもなく、
あのマコ君も田中も不良メンバーズをよろしくお願いします。」
「それはもう頼まれてるから気にしなくて平気だよ。」
「頼まれてる?」
「帰って来てすぐに連絡貰って、多少厄介に
なりそうだから後は頼むって・・・千治さんが
上條さんに残した言葉だから上條さんも協力するとか。」
「日和ちゃん、あの人たち絶対に潔白だから
それは俺が保証する!」
マコ君・・・田中、真犯人必ず捕まえてみせる!
それにしても許せないわ。
誰がこんなわざとみんなを犯人にでっち上げようと
したのかムカムカだわ。

