ナル君に軽く天に召されるところだった。
さすが、エンジェルナルちゃま!!
「あわわわわわああわわああ」
「日和ちゃん、しっかり。」
か、馨君あたしは今ものすごく腰が抜けそうです。
「で、でも、みんなは慣れてることが出来なきゃ
友達とは言わないよね。どうにか、克服を・・・」
※どうしても友達を失いたくないだけです。
「そんなもん慣れなくたって友達やってこれたろうが。」
ちぃ君、今日はやけに良いこと言うではないか。
「じゃ、じゃあ何で違うとか言うのさ!!」
どれほどショックを与えたら気が済むんだ。
いつも偉そうな態度取って悪かったよ。
だから、もう何も言うな!!
これ以上、ショック与えられたらあたし
雷に打たれたのごとく焼き付けて灰になりそうだ(≡д≡)
「この先、お前を傷つけてくるヤツから守れても
立場で守れねぇこともある。」
「ま、守れなんて言ってないじゃないか!」
あたしは、みんなを守りたいとは思っても
守って貰いたいだなんて一回も思ったことない。
「ったく、可愛くねぇ言い方だなおいっ。」
「もう、しつこいぞ!」
守られるのはもう嫌なんだよ。
「だけどね、日和ちゃん。これだけは言っとくよ。
日和ちゃんを大事に思ってる人から見れば俺たちは
悪影響の存在だと思われても仕方ない。」
「そんなことないもん!ち、ちゃんと話せば」
「それが現実。」
京君、あたしじゃ力不足だって言うの?
「じゃあ、グレてみる!」
「いや、おめぇには無理だろ。」
慶詩め、即答しおってからに。
「あたしが一緒に居るのは迷惑なのか?」
ポツリ呟いた言葉は何故かハッキリと響いてた。
言った後に何でこんなこと口走ったんだ馬鹿と
思いながらも心臓が重圧で押しつぶされそうな感覚だった。
だけど、迷惑だってハッキリ言ってくれればきっぱり
諦めることだって出来るだろう。
心は少し傷つくけど、迷惑掛けてるのかもしれないなとは
何度も思ってたし今に始まった話じゃない。
付き合い切れないって言われても・・・多分立ち直れるはずだ。

